報酬を得られる職業についている時だけがキャリアではありません。結婚、育児、介護など、生涯のあらゆる場面で、さまざまなイベントが訪れます。本学では、これらのライフイベントの全てをキャリアととらえる「ライフキャリア」という考え方を重視し、女性として輝き、より豊かな人生をつくる力を育む「ライフキャリア教育」に取り組んでいます。全学共通の基礎科目、ライフキャリア科目を通して学びます。
■基礎科目
キリスト教学入門、初年次セミナー、基礎英語、情報リテラシー、日本語表現技法
■ライフキャリア科目
生涯を豊かにするための授業科目群。「女性とライフキャリア」、「キャリアプランニング」、「子育てとライフキャリア」、「対人関係の心理」、「ビジネス実務総論」など計45科目を設置。

少人数指導の質の高い学び「学修アシストシステム」

■アクティブラーニング
主体的・対話的な深い学びを意味するアクティブラーニング。広島女学院大学では、ディスカッションやディベート、スピーチ、プレゼンテーションと柔軟性や発信力を養う機会を積極的に設けています。学外でも、地域社会・近郊の教育機関とも連携を取り、学生の能動的な体験や学びを支えています。
■少人数制
1クラスあたりの人数を減らし、少人数制を導入します。教員が教壇から話すことをただ聞くだけの授業ではなく、課題探究型学習や、グループワークなどを取り入れ、発言、発表を積極的に促します。実践の機会を増やすことで、学生の理解度を把握しつつ、学びへの意欲を高めていきます。
■個別指導
学部学科の垣根を越えて、個別学習相談ができる制度を設けています。教員の専門分野と指導可能な時間を公開し、相談日時を予約するシステムです。この制度を利用すると、例えば、管理栄養学科の学生が、海外フィールドワークの前に国際英語学科の教員に英語を集中的に学ぶことが可能です。学生の学ぶ意欲に、フレキシブルに応えます。

異文化理解と英語力を修得する多彩な海外研修システム

■長期留学プログラム
4か国9校の提携校に交換留学するプログラム。留学先の大学で修得した単位は、本学の単位と読み替えて認定することができるため、4年での卒業が可能です。

■短期留学プログラム
授業の一環として実施する海外研修や海外フィールドワークがあります。夏休みまたは春休みに、アジア・欧米のさまざまな行き先で体験的に学べるフィールドワークです。授業で事前・事後の学修をしっかり行うことにより、短期留学でも質の高い経験ができ、帰国後の学修やキャリアに活かすことができます。

■ACUCAプログラム
アジア8つの国と地域・62大学が加盟するACUCAと連携したプログラム。学生には、アジアをフィールドとした質の高い交流プログラムや学びの場を提供しています。