どんな学科がある?
家政学科、生活科学科、人間生活学科、生活社会学科、生活文化学科、生活デザイン学科、生活デザイン・情報学科など
どんな学問?
■家政学
衣食住・児童・家庭経営全般にわたる生活対象を体系化し、科学的に研究しながら快適な生活環境の実現を目指す。研究領域は、被服学、食物学、住居学、児童学、家庭経営学など現代社会が抱えるさまざまな問題に目を向け、その解決に積極的に取り組む。
■生活デザイン学
衣と住生活を重視し、人間生活の質的向上を目指す。衣服やインテリアのデザイン、住居のデザイン、生活経営などを対象に機能性、快適性を研究する。
どんなことが勉強できる?
■家政学科
1〜2年次には家政学原論を中心に、被服学、食物学、住居学、育児学などの基礎科目を共通して学ぶ。そのうえで被服、栄養、住居、児童学など分野別に専攻・コースに分かれて履修する大学が多い。3年次以降は、ゼミ形式の演習や専門分野に関連するさまざまな実験、実習が中心となる。
■生活文化学科
生活環境や人間関係、文化について家庭、職場、地域社会、経済などの面から学ぶ。
あなたの周りの家政・生活科学
「地球にやさしい住生活デザインコンペティション」という名の学生向けデザインコンペティションがある。その目的は、建築・環境・デザイン系の大学と企業が連携して、地球にやさしい住空間・住環境づくりを推進していくこと。具体的には、説明会やコメントセッション、公開プレゼンテーション審査などが行われている。日本の住生活に関する問題意識を高める良い機会なので、これら分野を希望する人は参加してみるといいだろう。