大学・短期大学の学問を知ろう

生活科学系生活科学系→児童学

児童の健全な人間形成のため、子どもの生活環境の中で生じる問題点を子どもの視点でとらえて解決する方法を学ぶ。

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どんな学科がある?

児童学科、こども学科など

どんな学問?

幼児や児童に関するテーマに対して心理学、教育学、医学、文学、法学、社会学、福祉など幅広い領域から総合的にとらえ、健全な人間形成を図る方法や条件などを総合的に研究する。子どもの生活環境とそこで生じる課題を、子どもの視点でとらえて解決することを目指す。専門分野には児童心理学、児童福祉学、児童教育学、児童文化学などがある。

どんなことが勉強できる?

カリキュラムは、児童心理学、児童教育・保育学、児童文化学、児童保健学が柱。また、最近ではこれらに加えて児童福祉学、児童社会学、児童臨床学、児童臨床心理学、ケースワーク、社会福祉学、精神検査法、障害児臨床学などを履修できる大学もある。いずれも、実践を重視しており、カウンセリングや臨床実習、おもちゃ制作など多彩な実験・演習が盛り込まれている。
一般的に1〜2年次では児童教育学、児童福祉学など主要分野の基礎を学ぶ。3年次から障害児心理学など専攻に応じた専門科目を履修していく。

あなたの周りの児童学

天才アスリートと呼ばれる人々の多くは幼児からトレーニングを受けている。天才学者も同様だ。やはり、天才や秀才を育てるには幼児期からの教育が重要となるようだ。 これは、脳の細胞が生後2歳までに60%、6歳までに90%が形成されることにも関連している。なかなか天才を生み出せない日本も、幼児期にどれだけ可能性を広げてあげれるかという点にもっと着目すべきかもしれない。

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