レーモンド・リノベーション・プロジェクト
著名な建築家であるアントニン・レーモンドによって1961年に設計された南山大学のキャンパスは、自然との調和をはかり、また、学問することの理想を形にしています。レーモンドの設計思想を継承し、既存教室の改修や学生のためのセミナー室・ロッカー室の整備に加え、安全性・利便性向上のためのグラウンド人工芝整備やキャンパス内動線の整備、セキュリティ強化やユニバーサル化にも取り組み、2021年度の完成を目指しています。
NU-COIL -海外の学生と共に学ぶ、南山でしか体験できないオリジナルプログラム-
COIL(Collaborative Online International Learning)は、オンラインで海外の学生と時差や言語、文化の違いを超えてバーチャルに交流し、外国語運用能力や異文化理解力を高める新しい手法です。ビデオ会議のようにリアルタイムで行うものだけでなく、LINEやFacebookなど学生に身近なSNSやLMS(学習管理システム)を活用するものも含まれます。海外の学生と協働し、共通のゴールを目指すことで、言語や考え方の違いを乗り越えて、これからの社会で活躍するために必要な力を身につけることができます。
キャンパス内で外国人留学生と交流を深めることができる多様な交流施設
多文化交流ラウンジ(愛称:Stella)は、すべての南山大生が自由に多文化交流できるスペースです。気軽に参加できるようなものからアカデミックなものまで、様々なイベントが企画されています。
日本語だけで交流を深めることができるジャパンプラザは、留学生が日本人学生と日本語で定期的に交流できるようにと開設されました。日本語で交流できるとともに、“日本語を教える”ことの難しさも体験することができます。
すべての学生が自由に選択できる約70科目の「英語で」学べる授業
英語のみで授業を行う「国際科目群」の授業を、2020年度は約70科目開講しています。
留学をしなくても、留学先と同じような環境の中で学ぶことが出来るため、留学に挑戦する学生の最終準備の場として活用することができます。また、留学を終えた学生は、自らの外国語運用能力の維持・向上を目的とすることも可能です。24単位以上修得すると、南山大学での国際力を身につけた証として、「Nanzan International Certificate」が発行されます。
多様な留学制度から、自分の興味・関心に合ったプログラムにチャレンジ
交換留学では、留学先大学の授業料免除で、世界36の国と地域にある126の協定校へ学部留学することができる中・長期留学制度です。留学先で履修した単位を認定申請することで4年間で卒業することも可能です。短期留学プログラムは、全学部横断型や各学部・学科対象の短期留学プログラムを用意。語学力に自身のない方から、将来的に中・長期留学を目指す方まで、各自のレベルに合わせてチャレンジできます。