2025.11.07
10月5日、総合政策学部の表現文化ゼミナール(橋元志保教授)の学生9名は、あきた国際フェスティバル2025にボランティア・スタッフとして参加しました。この国際イベントは毎年、秋田県国際交流協会(以下、AIAと略す)が主催し、秋田県在住の様々な国々の方々が協力して行われています。今年も、22ケ国の方々が参加して、賑やかに開催されました。
当日は、AIAの職員と共に、本学の学生たちは受付・プログラム配布、入場者数のカウント、会場案内、ワークショップ補助、スタンプラリーの景品交換などの様々な業務を担当しながら、国内外の来場者との交流を楽しみました。
開会式は例年通り、スコットランドの伝統衣装に身を包んだ演奏者のバグパイプ演奏から始まりました。本学学生は、AIAのオフシャルキャラクターであるEDDY(着ぐるみ)を担当して観客を喜ばせ、子供たちの人気者となりました。特設ステージでは、国際色豊かな伝統芸能が次々と披露され、会場内は各国やNGO等のブースが30余りも立ち並び、多くの入場者で賑わいました。
ワークショップでは、海外の方々と一緒に本学学生が、子供たちにネパールの国花シャクナゲの造花づくりを教えました。タジキスタン出身の子供を指導した法学部国際学科4年の後藤寧音さんは「とても素直でまじめな子で、教えやすかったです。昨年の台湾留学以来、約半年振りに国際的な雰囲気を味わうことができて、とても楽しかったです」と述べていました。
また、午後には秋田県国際交流協会理事長でもある秋田県知事の鈴木健太氏が来場され、特設ステージでご挨拶された後、会場内を回られました。ボランティア・スタッフとして立ち働く、本学学生にも気軽に声をかけてくださり、その労をねぎらってくださいました。
あきた国際フェスティバルに初めて参加した、総合政策学部2年の畠山琢磨さんは、「ご一緒に仕事をさせていただいたAIA職員の方がハワイ大学のご出身で、海外の方と素晴らしく流暢な英語で話されていたのが、印象に残りました。このイベントに参加して、大いに刺激を受けました」と述べていました。
表現文化ゼミナールでは、毎年あきた国際フェスティバルに参加しています。学生たちにとっては、様々な国々の方々と交流することで、多様な民族文化の素晴らしさや異文化理解の大切さを実感できる良い経験となっています。