第7章毎日の勉強で悩まない!「毎日の計画」の立て方

2.やってはいけない「毎日の計画の立て方」

復習や2周目に取り組む時間を取っていますか?

「やってはいけない計画の立て方」2つ目は、問題を解く時間しか計画に盛り込んでいない状態。問題を解くだけで予定した時間が終わってしまい、十分に復習ができないまま先に進んでしまうと、せっかくたくさんの問題を解いても身に付かないままになってしまいます。そうならないために、必ず復習をする時間や2周目に取り組む時間も計画に入れるようにしましょう。

具体的には、間違えた単語を週の最後に改めてすべてテストし直す時間を取っておくとか、英文法や数学の間違えた問題はその場で解説を読んだあと改めて解答を伏せて解き直せるように時間を取っておくことが重要です。問題を解いて解説を読む時間に加えて10分から30分ほど多めに取れるようにしておきたいですね。

何時から勉強するか決めていますか?

最後にもう1つ気をつけてほしい「やってはいけない計画の立て方」が、勉強をスタートする時間を決めていないこと。計画を立てるときに、やる参考書と時間配分だけ決めて満足していませんか?

毎日の計画を立てるときに、なるべく「1日をどう過ごすか?」を具体的に決めておきましょう。

例えば平日であれば「学校から17時に帰ってきて、17時から19時に勉強をして、19時からご飯を食べて、20時から身支度をして、21時からまた勉強をして、0時には寝る」というふうに決めていくイメージですね。特に重要なのが「何時に勉強をスタートさせるか」。特に休日は起きる時間がどうしても遅くなってしまい、勉強時間が減ってしまいがちですから、必ず最初に「何時から勉強を始めるか」のルールを作っておきましょう。

1日のスケジュールを細かく立てることは、冬休みの勉強習慣にも直結してきます。詳しいコツは次回、冬休みの勉強のコツと合わせてお伝えしますね。