編集部がお届けする教育ニュース

  • 教育制度

2025/7/9

武蔵大学
  • 大学

2027年度入学生から、2本柱の新カリキュラムをスタート

武蔵大学は、2027年度入学生から新カリキュラムをスタートする。
新カリキュラムの柱は、全学部に展開する「データサイエンス教育」と「リベラルアーツ&サイエンス教育」。複雑化・多様化した課題に対して、その本質を見極め、解決策を導き出せる人材の育成を目指していくデータサイエンス教育は、3層構造で設計。全学部生を対象とした第1層では入門レベルのAI、メディアリテラシー、情報技術等に関する講座を展開。第2層ではより深く学べるデータサイエンス副専攻や応用編を、第3層では学部の特長を活かした専門的かつ実践的な講座やプログラムを用意している。リベラルアーツ&サイエンス教育では、「地球の自然史」「生物の進化」などの自然科学分野の科目に加え、「統計入門」「情報処理・AI入門」「基礎数学」などのデータサイエンスの基礎科目、さらに「経済学入門」、「歴史学入門」、「社会学入門」、「生命倫理学入門」などの各学部の専門領域の基礎を学べる科目を用意し、他分野の基礎を学ぶ機会を豊富に提供。また、「地域連携ワークショップ」「サイエンスラボ講座(文理融合)」「分野横断型アカデミック・リーディング」「リーダーシップ実践」といった実践科目をブラッシュアップし、「リーダーシップ論」「人間形成と食物栄養学」などの講義科目を新たに用意することで、専門知と総合知を深めていく。