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INTERVIEW

高校生へのメッセージ!

Special Interview

あきらめなければ夢は叶う!

お二人は、いつから映画やアニメーションの仕事に 携わりたいと思っていたのですか?

ジャレド:

僕は12歳の頃、両親からビデオカメラをもらったことがきっかけで、兄弟や友人たちと映画を撮ったり、物語を考えたりするようになりました。そして高校生になり、国語の先生から「君の文章はおもしろいから、もっと書いた方がいいよ」というアドバイスをもらったことで、“ハリウッドに行き、映画の仕事に就く”という夢が明確になったのです。ハリウッドでの日々は大変でしたが、その分学ぶこと、得るものがたくさんありました。そしてついに憧れのザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーに入社。その日は本当に嬉しくて、会う人々に「僕は絶対にディズニーをやめない! 一生ここにいる!」と言いまわっていました(笑)。僕にとって、人生最高の日だったと言っても過言ではありません。

クラーク:

僕も子どもの頃から映画が大好きで、いつか映画に関わる仕事がしたいという想いはあったものの、大学卒業後は金融の仕事に就きました。けれど、“何か違う…”と、自分の心の声に耳を傾けたのです。そして、“自分が本当にやりたいことをやる。夢を追うべきだ!”と奮起し、ハリウッドに行きました。念願叶ってザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーに入社できたのですが、ずっと金融の仕事をしていたため、最初の仕事は財務でした。でもいつの日か制作に携われることを夢見て業務に励み、ついに『リロ&スティッチ』で、はじめてプロデュースを担当できたのです!

お二人とも夢を叶えたのですね!
最後に、将来の夢に向かって頑張る日本の高校生に メッセージをお願いします!

ジャレド:

夢があるなら、追い続けなければいけません。叶えるためには、勉強や努力など辛いこともたくさんあると思いますが、諦めたらそこで終わってしまうし、何も実現できません。だからとにかく夢を追い続け、自分の手で、道を切り開いてください!

クラーク:

ジュディが「ウサギに警察官は無理だよ」と言われ続けたように、周囲から「君はこうあるべきだ」と決めつけられることもあるでしょう。だけど大事なのは、自分がなりたいものを自分で決めることです。自分の心の声をよく聞いてください。そして、困難にぶつかっても足を止めず、夢に向かって突き進んでください!

ありがとうございました!
進路を「自分で決める」のは勇気がいるけれど、自分の気持ちに正直な選択なら、困難も乗り切れるもの。
キャリタス進学で、「本気になれること」にとことん向き合える場所を探してみよう!

好きから見つけるシゴトと学校

取材日 : 2016年3月23日

Profile

共同監督

ジャレド・
ブッシュ

ハーヴァード大学で歴史学の数々のテレビシリーズで脚本を手掛け、現在は、ディズニー・アニメーション・スタジオの脚本家として活躍。映画『ベイマックス』(14)ではクリエイティブ面の統括を担った。これまでに手掛けたテレビシリーズには、彼がBETコメディ・アワード・コメディシリーズ脚本賞にノミネートされた“All of Us”(03〜07)や、リアリティ・ショー“Who Wants to Marry My Dad?”(03〜04)、ディズニー・テレビジョン・アニメーションのアニメ・シリーズ“Penn Zero: Part-Time Hero”(14〜15)などがある。“All of Us”では共同プロデューサー、“Penn Zero: Part-Time Hero”(14〜15)では、エグゼクティブ・プロデューサーも務める。『ズートピア』で共同監督としてデビューを飾った。

製作

クラーク・
スペンサー

ハーヴァード大学で歴史学の学士号を、同大の大学院にて経営学修士号を修得する。90年、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ入社。その後、20年以上にわたり同スタジオの幹部として、財務・運営から映画製作まで、さまざまな役割を担う。初めて製作を務めた映画『リロ&スティッチ』(02)は、ヒットしてDVDシリーズやテレビシリーズを生み、キャラクターたちも人気を得て、ウォルト・ディズニー・カンパニーの主力商品のひとつとなった。その後も、『ルイスと未来泥棒』(07)の製作総指揮、『ボルト』(08)や『シュガー・ラッシュ』(12)のプロデューサーとして活躍。『リロ&スティッチ』、『ボルト』、『シュガー・ラッシュ』はアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、『シュガー・ラッシュ』では、彼自身がアメリカ・プロデューサー組合賞最優秀アニメーション映画賞に輝いている。

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