キャリタス進学編集部おすすめ #エンタメ情報

INTERVIEW

高校生へのメッセージ!

SPECIAL INTERVIEW

生きている中で無駄なことは何もない。今できることに思いっきりチャレンジして! 11月9日(金)公開 映画『ういらぶ。』 藤 蛍太役:磯村 勇斗さん

撮影で苦労したことなどありますか。

路面電車の中での撮影シーンに苦労しました。電車を借り切っての撮影で、背景を狙って撮りますから、ミスをするとまた一周電車で回ってこなきゃいけない。すごく時間をロスします。リハーサルで、僕がセリフを噛んでしまい、カットになって…。
普段、とても気さくな監督に、このときばかりは本番では絶対噛むな、と強く言われました。プレッシャーをかけられ、本当に緊張しました。蛍太と暦は平然と会話しているように見えると思いますが、実は二人とも心臓が飛び出るかというくらい緊張していました(笑)。

高校時代は演劇に明け暮れていたということですが、役者という仕事をする中で、その時の経験はどのように今に生きていると感じますか。

いろんな方から言われるのは「俳優にとって無駄なものはない」ということ。例えばこういうインタビューの仕事をいただいたりすることもそう。台本の中の役割を演じたり、シーンを演じるとき、過去の経験や記憶が生きてくることが多々ある。自分が辿ってきた道の1秒1秒がものすごく大切で、無駄じゃないって思う。高校時代に演劇をやっていたことが今の自分の土台にもなっているので、高校時代に経験しておいてよかったと思います。

10代のうちに将来の道を決めるのはとても難しいと思うのですが、磯村さんが俳優という道を選べた要因は何だと思いますか?

僕たちは生きている中で、自分の心に大きな変化が訪れることがあると思うんです。僕は中学生で映画を作って、全校生徒の前で発表したときがそう。たくさんの拍手をもらい、そのとき映画を作ったり、こういう業界の仕事をしたいと思いました。
やはり自分が楽しいとかこれが好きっていうものがあるならば、それを仕事にしたいって思えるんだと思います。
僕は目立ちたがり屋で、小学生のころから人前に立つことが好きで、それがどんどん膨らんでいき、演劇につながりました。ですから案外、本能的にやりたいな、と感じるものや、子どものころに描いていたり、感じていたものが実は自分に合う仕事に結びつく可能性があるんじゃないかな。もし今、悩んでいるのであれば、子どものころになりたかった職業や、自分がどんな子どもだったのかを見直すとヒントがあるかもしれないですね。

最後にキャリタス進学を見ている高校生のみんなへメッセージをお願いします。

高校生活では、勉強もあると思いますけど、今、思い返すと、友達同士で騒いだり、部活したり、遊んだ記憶の方が、やはり青春してたなと感じる。高校時代の3年間は戻りたくても戻れない期間。失敗を恐れずに、思いっきり、いろいろなことに挑戦して楽しんだ方が、いい思い出をもった、いい大人になれると思いますよ。

ありがとうございました!
進路を「自分で決める」のは勇気がいるけれど、自分の気持ちに正直な選択なら、困難も乗り切れるもの。
キャリタス進学で、「本気になれること」にとことん向き合える場所を探してみよう!

好きから見つけるシゴトと学校

取材日 : 2018年9月8日

≪磯村勇斗プロフィール≫
1992年9月11日生まれ。静岡県出身。
「仮面ライダーゴースト」(15/EX)に出演。その後、連続テレビ小説「ひよっこ」(17/NHK)でヒロインの相手役を演じ、注目を集める。主な出演作に、『覆面系ノイズ』(17/三木康一郎監督)、『恋は雨上がりのように』(18/永井聡監督)、「SUITS/スーツ」(18/CX)、「今日から俺は!!」(18/NTV)など。公開待機作に『春待つ僕ら』(2018年冬公開/平川雄一朗監督)がある。

ヘアメイク:佐藤友勝
スタイリスト:齋藤良介

前のページへ

インタビューを
最初から見る!

ういらぶ。 作品情報はこちら
► キャリタス進学編集部おすすめ #エンタメ情報