Q.学生応援団はどのような活動をされているのか教えてください。
仲村さん
映画好きの大学生8人が、映画や東京国際映画祭の魅力を若い世代に向けて発信しています。
例えば、『SUZURI』というオンラインショップを利用して、学生応援団オリジナルグッズを発売するですとか、若い世代に馴染みのないミニシアターをめぐり、「支配人の声を届ける」「映画監督やプロデューサーへインタビューをする」「映画のロケ地巡りや映画ご飯を作る」などの、鑑賞以外の映画の楽しみ方を発信したり、外部団体と連携してライブ配信等を行うといった活動をしています。
映画の魅力を伝えられることであれば、なんでも企画し動くことができるのが、学生応援団の難しいところでもあり楽しいところでもあると思っています。
Q.学生応援団の一番のやりがいは何ですか?
片柳さん
映画の新しいアプローチを考えることです。
我々の団体の最大の特徴は「学生目線」から見るというところです。知識という点では劣るかもしれませんが、メンバーそれぞれの経験や興味あるいは趣味の分野から、映画1本に対して多様な角度からのアプローチ方法を考えます。学生はそれぞれ専攻している学問、年齢や学年、性別、映画以外の趣味もバラバラのメンバーが集まっています。互いの特徴を活かし、公式サイトやパンフレットには載っていない映画の魅力を紹介することで、新たな映画ファンを生み出せたときは非常に嬉しく思います。
Q.学生応援団の活動で、苦労したことや面白かったことなどのエピソードを教えてください。
片柳さん
新メンバーの採用活動は苦労もあり、面白くもありました。
自分たちが何かに応募する、挑戦するという場面はたくさんありますが、エントリーシートの作問をしたり、面接官として相手を評価するという立場になることはなかなか経験できません。
同じ質問をしても返ってくる答えは十人十色。何を以て自分は人を評価しているのか、そんな自分自身の発見にも繋がりました。ちなみに私は協調性と柔軟性を重視して採用していたように感じています。
Q.学生生活で楽しいことは何ですか?
三原さん
同年代で様々な活動をしている人たちの話を聞けるところです。私の通っている学部には、自分の作品で既に仕事を始めていたり、SNSで自分の意見を発信したりと行動力のある人が多くいるように思います。そんな友だちをみると刺激をもらえるので、楽しい学生生活になっています。