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INTERVIEW

高校生へのメッセージ!

SPECIAL INTERVIEW

こじらせた1人と1匹が“自分らしく生きる”
ヒントをくれる 6月23日(土)公開 猫映画の決定版! 映画『猫は抱くもの』 犬童 一心監督 沢尻 エリカさん 吉沢 亮さん コムアイさん

人と猫のつながりを通して、自分らしく生きるヒントをくれる物語が誕生しました。本作で、なりたい自分になれていない元アイドルの主人公、沙織を演じる沢尻エリカさん、自分を人間だと思い込み、沙織に恋するロシアンブルーの良男を演じる吉沢亮さん、迷い猫のキイロ役のコムアイさん、そして犬童一心監督が、キャリタス進学に初登場! 映画の話から、今の仕事に就いていなかったらなりたい職業など、他では見ることができない4名のインタビューは必見です。個性あふれる皆さんから高校生のみんなへ、“自分らしく生きる”ためのメッセージもいただきました!

それぞれの役が決まったとき、また、演じてみての感想を教えてください。

沢尻さん:沙織は元アイドルなので、演技のほかにも歌と踊りがあり、さらに撮影も、舞台だったり外でのロケがあったりと、とにかく盛りだくさんの内容でした。歌もダンスも、慣れていないので覚えるのが大変でしたが楽しかったです。

吉沢さん:「猫を演じるってどういうことだろう」と、まったく想像がつきませんでした。猫耳をつけるのかな? と想像したり(笑)。難しかったのは、沙織との距離感です。ペットと飼い主の距離は人間の恋人同士より近いので、いやらしく見えないように意識しました。でも、僕を見る沢尻さんの目が完全にペットを見る目で(笑)、猫に接するようにすべてを受け入れてくださったので、僕自身、良男になりきれました。

沢尻さん:確かに距離感は難しかったです。でも、そこは吉沢さんを本物の猫だと思って接しました。吉沢さんの猫らしさがすごくて(笑)、いい意味でハマり役だと思いましたね。

コムアイさん:私は最初に脚本を読んだとき、「芸達者な猫のアフレコをするのかな?」と思っていたんです。監督からいただいたお手紙に、“猫のもつしなやかさを表現してほしい”と書いてあり、「あ、私が猫役なんだ」と気づきました(笑)。撮影時は、本物の猫のようにリラックスしながらキイロを演じました。

本作は、舞台、音楽、アニメーションとさまざまな演出手法が盛り込まれていますが、なぜこのような作品にしようと思ったのでしょうか。

犬童監督:今回集まったキャストやスタッフの皆さんなら、普通にいい映画が撮れます。でも、それだけではつまらないと思いました。どうせなら、演じる人たちにもどうなるのかわからない手法を取り入れた方がおもしろいし、観客の皆さんにも新鮮な映画として受け取ってもらえます。その方が、この作品の世界観に向いていると思いました。

沢尻さん:現実の風景と舞台セットでの撮影、それぞれがどうつながっていくんだろう? と、完成するまでイメージできなかったので、私たちもドキドキしていました。舞台での撮影は、やはり通常の撮影とは気分が違いましたね。観客がいるわけではないけれど、少しオーバーな演技のほうがこの作品に溶け込むと思ったので、わかりやすいテンションでの話し方や動きを意識しました。

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4人が今の仕事に
就いていなかったら・・・

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