<神山監督> と <『ひるね姫』>というワードを聞いて、「おもしろいところに挑戦できるぞ!」とワクワクしました。昨年はじめてアニメの声優に挑戦し、“ほかの人に自分の声を吹き込む”という不思議さや楽しさが素晴らしい経験になったので、もう一度アニメに関われることが嬉しかったです。
たくさんの情報や選択肢がある時代に、岡山で生まれ育った男の子がどういう生き方をしているんだろう、と想像するのはすごく楽しかったです。ただモリオはすでに存在しているし、僕がそのままモリオに入っていくほうがキャラクターの幅が大きく広がると思ったので、特に意識せず、“モリオに満島真之介の声をお預けします!”という感覚で臨みました。
見ますけど、覚えていないです(笑)。でも、日記は“誰かに見られたらどうしよう”という思いがあるから多少のウソを書いたりするけれど、夢は誰にも見られません。だから一番現実と結びついていて、自分の今の状態や未来へのヒント、本当に思っていることなど、夢にはすべてが詰まっていると思います。それってすごく魅力的ですよね!
そう思います。夢のなかには人生の道筋やヒントが示されていると思います。だから『ひるね姫』を見て、みんながもっと夢や睡眠について意識してくれたら嬉しいです。今の世の中に、布団に入って「今日こうだったな」と考えながら眠る人、きちんと睡眠をとっている人ってどれくらいいるんだろう? と思いますもん。
ホントその通り! 今の高校生はスマホを開けば何でも知れるし手に入るので、「やりたいことをやれ」、「夢をもて」と言われても、「すでにやっています」って話で、何をしたらいいのかわからない人が多いと思う。だからもっと自分自身と向き合う時間をもつことが大事で、それが寝ることで得られるかもしれません。
満島さんが
たくさんの人と関わるなかで
学んだこととは?