教えて!キャリタス先生! 綱島将人先生 編 タメになる志望校の決め方

第1章
志望校の決め方が分からない!

読み終わったら、即行動! 決断するのは自分

なんとなく、志望校を決められるような気がしてきました。とりあえず、帰ったらいくつか大学の資料請求をしてみようと思います。

いいね! オープンキャンパスの日程とかも早めに確認しておいたほうがいい。とにかく、行動を起こそう! そして、理由を見つけるんだ!

はい! どんな理由だっていいから、自分なりの理由を持って決断すること! なかなか胸に響いた言葉でした。

ほんと、大切な考え方だよ。実は、僕は文理選択で一度大きな遠回りをしていて、高校2年生に上がるときは理系を選んだけど、3年生になるときに文転してるんだ。

えっ! 1年間もロスしたんですか??

そうなんだよ。でも、理系を選んだのも、文系にかえたのもそれぞれしっかりとした理由があった。何よりも、僕は僕の意思で決断した。だから、後悔しなかったし、受験も最後まで頑張りきれた。結局、自分の人生なんだから自分の人生に自分で責任を持つために、自分なりの理由を持って決断していこう!

当たり前ですけど、大切なのは自分の意志ということですね。

登場人物紹介
ナルナル 高校生

高校球児。ごく普通の高校に通う。
日々部活動に明け暮れ、1、2年では ほとんど勉強をしてこなかった。
そろそろ志望校を決めたいのだが、 春の大会間近で部活に集中したい思いもある。

綱島将人先生

大学受験学習塾STRUX塾長。株式会社ONER取締役。東京大学経済学部3年。
「主体的に意思決定できる高校生を作る」ことを理念とする学習塾STRUXを設立。高校生に逆算して受験を乗り切ることの重要性を説く。