番外編受験直前にやるべき勉強と、力を出し切るためのコツ

1.受験直前にやるべき勉強と、力を出し切るためのコツ

いよいよ入試本番、本番直前まで点数を伸ばせる勉強法と準備のコツ

受験生の皆さんは、いよいよ受験本番ですね。「やるべきことはやりきった!」という人もいれば「もう受験になってしまうのか、不安だなあ…」という人もいるのではないでしょうか。今回は入試直前にやってほしい準備を、勉強内容とそれ以外に分けてお伝えしていきます。直前の準備次第で本番のコンディションも整い、点数も10点以上変わることがありますから、ぜひ最後まで取り組んでいきましょうね。

勉強は過去問の復習がメイン。新しいことを始めない

入試直前はついつい不安になって、いろいろな参考書を見返したり、さらに新たば問題を問いて少しでも知識を入れ込もうとしてしまったりしがちですが、覚えていないものや、わからない問題が増えるとかえって不安が増してしまいます。入試までに覚えられる量であればいいのですが、わからないところが増えた状態で、しかも覚えられないまま入試の日を迎えてしまっては当然ベストなコンディションでは臨めません。

入試直前は極力新しい問題集や参考書に取り組むのは避けて、今までに解いた過去問の解き直しや復習に専念しましょう。1日のうちの半分以上は今までにやった問題の解き直し、残りの半分が復習、というイメージです。

直前の勉強
  • 過去問の解き直し、併願校のまだ解いていない過去問を「本番を想定して」解く
  • 過去問で出てきた単語・文法・用語で覚えていないものを覚える
  • 過去問で間違えた問題と似たものを参考書で探して解き直す

わからない問題も、本番までにきちんと身につけることができれば点数アップにつながります。「まだまだ伸びしろがある」と前向きに捉えて、今までに解いた問題は身につけた状態で臨みたいですね。

また、過去問演習の際は「本番と同じ解答用紙やマークシートを使う」「時計や筆記具なども本番と同じものを使う」「本番と同じ時間に、同じスケジュールで受験する」「音楽を聴いたり、おやつをつまんだりしながら解かない」といった本番同様の環境で解いていきましょう。