第8章計画の修正とモチベーションを保つためには

1.計画は「むやみに修正しない」!

勉強計画は修正しないままも修正しすぎもよくない!ルールを決めて「根拠を持って修正」を

いよいよこのコラムも最終章。ここまで志望校の決め方、計画を立てて勉強する重要性、そして計画の立て方をお伝えしてきましたが、最後は計画を効果的に活かすために重要な、立てた計画の「修正」の仕方を見ていきましょう。

計画は遅れるもの

まず大前提として、計画は「遅れるもの」という認識を持っておきましょう。急な予定が入ったり、思ったより理解に時間がかかってしまったりといった理由で、どんなにうまくいっている人でもどこかで少しずつ遅れますから、計画が当初より遅れているからといって悲観する必要はありません。

逆に言えば、計画が遅れているにもかかわらず、最初に立てた順番にこだわって勉強を進めていては、せっかく受験日から逆算して立てたにもかかわらず過去問を演習する時間がなくなってしまったり、入試に間に合わなかったりということになってしまいます。

せっかく計画を立てたのに、気づいたら入試に間に合わなくなっていた…ということがないように、計画が遅れたときに「どうやって修正をするか」が非常に重要です。