第5章自分の学力の「現状把握」の仕方
5.併願校は4段階で考える!「全落ち」を避ける併願校選び
受験日もすべて調べておくことがポイント
併願校を一通り挙げ出したら、必ず試験日も調べておきましょう。いくら併願校をバランス良く決めても、試験日が同じ日であったり、移動を挟んで試験日が連続していたりすると受験計画に無理が生じてしまいます。
試験慣れや自分の体力とも相談しながら決めてほしいのですが、受験は長くても3日連続までにするのが一つの目安になるでしょうか。週に4つから5つ受験があっても、連続していなければOKです。
併願校だからといって「適当に決める」と損をする!
最後にもうひとつ、いちばん大事なことが、併願校だからといって「行きたくない大学」「興味のない学部」を選ばないことです。併願校とはいえ入学する可能性のある大学ですから、もし第一志望校がだめだったときに「こんな併願校なら浪人しよう」「併願校に仕方なく行くことになったけど、思っていたのと違うからやり直したい」ということになってしまってはもったいないことになります。併願校だからと侮らずに、第一志望校を探すときと同じように「理由を持って」併願校を決めるようにしましょう。
偏差値帯で気になる大学をリストアップしておき、時間があるときにその大学・学部の情報について調べておくとよいですね。