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INTERVIEW

高校生へのメッセージ!

岡崎 紗絵さんインタビュー 好意も、悩みも、一人で抱え込まずに伝えることが大切 映画『mellow』(メロウ)1/17(金)公開

街で一番オシャレな花屋「mellow」を営む独身男性と、廃業寸前の老舗ラーメン屋を切り盛りする若い女性を中心に、小学生から人妻まで様々な人が交差していく恋愛ストーリー。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉監督が自ら脚本を手がけ、作り上げた群像劇で、ヒロインのラーメン屋店主・木帆を演じたのが岡崎紗絵さんです。今回の役づくりや自身の高校時代についてのお話、さらに高校生へのメッセージをいただきました。

今作のオファーを受けた時の感想と、初めてストーリーを読んだ時の感想をお聞かせください。

今泉監督の『愛がなんだ』が大好きで、3回ぐらい見に行きました。まっすぐで個性豊かな人ばかりが登場する恋愛ストーリーは、どの登場人物の目線で見るかによって話の見え方も変わってくるので、何度見てもおもしろかったです。そんな作品を作られた今泉監督の映画に出られるのは光栄なことで、とても嬉しかったです。
初めて台本を読んだ時は、“mellow”というタイトルそのままのストーリーだなと思いました(笑)。みんなやわらかくて、優しい。その中でも女性は芯の強い人が多いと思いました。

映画『mellow』(メロウ)1/17(金)公開

岡崎さんが演じられた木帆は、建築の勉強がしたくて海外に行きたいという思いを抱きつつも、家業のラーメン屋を継ぐことになった現実と、恋心に揺さぶられる女性でしたが、演じるうえで心がけたことはありますか?

木帆は優しさを持ち合わせつつも芯の強い女性で、自分を強く持って演じようと思って撮影に臨みました。閉店することを知らせる張り紙を出すか出さないかのシーンでは、特に木帆の芯の強さが出ていると思います。好きな人からの助言は聞き入れてしまいがちですが、ぶれずに思いを伝えられる。そんな木帆みたいな女性に私は憧れますね。

役づくりのために意識したことはありますか?

私は普段、笑うと明るさがかなり前面に出た顔になるのですが、父親が入院して、廃業間近のラーメン屋を継ぐ木帆が時折見せる笑顔は落ちつき目。笑顔を見せるときは控えめに笑いつつ、相手のことをきちんと見るように意識しました。

映画『mellow』(メロウ)1/17(金)公開

木帆は「『好き』って気持ちって表立ってやり取りされないもの」と言っていますが、岡崎さんご自身は好意を抱いた時、木帆のように振る舞いますか?

言ってくだされば嬉しいですが、言ってくれそうにない時は自分から伝えますね。好意を無しにはできないですし、想いをはっきりさせないままにはしたくないので、木帆は想いを手紙で伝えていますが、私は直接想いを伝えたいです。

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