理容師になるには
どんなことをするの?
理容師は、客の求めに応じて髪の毛のカットを行い、さっぱりと顔をそります。注文に応じて毛染め、パーマも行います。
ここで活躍
理容室を舞台とする理容師は、客の要望に応じて相談をしつつヘアスタイルを決め、作業を行います。髪の毛のカット、シャンプー、顔そり(シェービング)をして、整髪料などを使って整髪(セット)して仕上げます。大きな店では作業を2〜3人で分担しますので、申し送りをしたり、カルテをつくることもあります。美容師との大きな違いは、顔そりが許可されていることです。
なるにはこれが必要!
高校卒業後、理容師養成施設で学び、理容師国家試験に合格する必要があります。理容師養成施設には、昼間課程(2年)、夜間課程(2年)、通信課程(3年)の3コースがあります。理髪店を営むには、髪や頭皮について相談したい、リラックスしたい、静かに過ごしたいといった客の望んでいることを的確に読みとる必要があります。
これを知っておくと役立つ豆知識
小さな理容室に就職することがほとんどです。男性が大半でしたが女性理容師も増えています。勤務時間は1日8時間程度、休日は週1日の定休日のほか、週休2日を採用している店が増えています。給料は技術向上とともに増えていきますが、30歳くらいで頭打ちになるようです。管理理容師の資格を取得するとさらに上がります。
関連する資格
理容師国家試験
高校卒業後、厚生労働大臣指定の理容師養成学校を卒業し、合格すると免許を取得できます。
管理理容師
理容師として3年以上の経験を積み、所定の講習を受講すると、この資格を取得できます。
問い合わせ
全国理容生活衛生同業組合連合会
TEL 03-3379-4111
財団法人 理容師美容師試験研修センター
TEL 03-5579-0911
厚生労働省健康局生活衛生課
TEL 03-5253-1111(代)
この職業になるには
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