郵政総合職になるには
どんなことをするの?
2007年10月1日、民営化により日本郵政グループが誕生。持株会社の日本郵政株式会社と、郵便局株式会社、郵便事業会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険の4つの事業会社としてスタートしました。そのそれぞれの会社で経営企画や営業企画・推進、商品開発など、会社の中枢を担う人材として活躍します。なお、郵便局株式会社が郵便事業株式会社・株式会社ゆうちょ銀行・株式会社かんぽ生命保険から委託を受けるかたちで、民営化前と同じように全国の郵便局で郵便・貯金・保険のサービスを提供します。
ここで活躍
幹部候補として、本社又は支社などに勤務。会社運営のための一般的な業務のほか、さまざまな部署での事業経営に携わります。全国を網羅する巨大な物流ネットワークの運営や、貯金・保険によって集められた資金の運用、さらに全国の郵便局を活用した新たな価値の創造など、活躍の場は大きく広がっています。
なるにはこれが必要!
各会社の総合職として入社します。採用後は研修などを経て、能力や適性に応じて配属が決定します。郵政事業の変革が進むなか、創造性、行動力、チャレンジ精神に富む人材が求められています。
これを知っておくと役立つ豆知識
グループ各社によって、総合職の業務内容は異なります。日本郵政株式会社ではグループ各社に対する経営支援、経営管理、リスク管理など。郵便局株式会社は営業企画・推進、商品企画、経営管理、店舗管理など、郵便事業株式会社では営業企画・推進、商品企画、国際事業展開、ロジスティクスなど。株式会社ゆうちょ銀行では直営店での銀行業務及び本社での監査、経営企画、資金運用、営業店指導など、株式会社かんぽ生命保険は営業企画・推進、保険金支払、資産運用、リスク管理など、各社ともに幅広い業務分野で活躍します。
関連する資格
郵政総合職採用試験
第1次試験は「教養試験」と、経営1(文系)・経営2(理系)に区分された「専門試験」を実施。さらに合格者のみが受験する第2次試験では、記述式の「総合試験」と「人物試験」が行われます。
この職業になるには
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