貿易事務員になるには
どんなことをするの?
輸出や輸入といった取り引きに欠かせない契約書を作成。貿易全体の流れを把握しながら商社営業部員をサポートするのが貿易事務員です。輸出入に関する法律の調査なども行います。
ここで活躍
総合商社や中小の専門商社に就職。最近では直接海外貿易を行う大手の製造メーカーや百貨店が増え、その海外事業部に勤務する貿易事務員もいます。また人材派遣会社から派遣されて働く人も増えているようです。商社営業部員は海外で働くこともありますが、貿易事務員は国内で仕事をします。
なるにはこれが必要!
契約書や書類を作成するには英語が必要。会話よりも、読解力・筆記力が求められ、英語検定2級以上の資格を条件とする会社も多いようです。また輸出入に関する法律知識も必須です。以上のことから大学の経済・法・語学系の学部で学ぶと有利といえるでしょう。契約書を扱う仕事のため、性格的には几帳面さや責任感が要求されます。
これを知っておくと役立つ豆知識
海外との取り引きには時差があるため、時間外勤務が多くなりがちです。また中小企業などでは一般事務職と明確な区別がなく、電話の応対やコピー取りなどの仕事を行うこともあります。
問い合わせ
社団法人 日本貿易会
TEL 03-3435-5952(総務グループ)
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