将来就きたい仕事を見つけよう仕事図鑑物理学者になるには?

物理学者になるには

どんなことをするの?

物理学者は、自然現象を支配する法則性を、実験と論理的推論によって明らかにしようと研究を行っています。

ここで活躍

ほとんどが大学や研究所に所属して、研究や教育活動を行っています。物理学の研究テーマは、宇宙の成り立ちや構造といった壮大な宇宙論から、地球惑星物理学、気象や大気・海洋、物質を対象とする物性物理学、生命を対象とする生物物理学、電子論、原子核物理学、素粒子論とマクロからミクロまで非常に幅が広いです。またこのような基礎的な研究を技術開発に応用する電子工学、材料工学などの応用物理も重要な分野です。          

なるにはこれが必要!

大学の物理系学部・学科で専門分野を学び、基礎知識を身につけて就職する人もいますが、研究職に就く人には大学院の博士課程を修了した人が多いようです。物理学者になるには、何よりも自然現象に関心が高く、疑問をもつことです。疑問を解くためには、数学や化学の基礎知識をもっていなくてはなりません。また国際的な学会誌や学会発表を行うこともあるため、英語を中心とする外国語の能力も大切です。

これを知っておくと役立つ豆知識

研究者の数ははっきりとはしていませんが、民間研究者も入会している日本物理学会には約1万8000人が加入していますので、この分野に携わる人はかなり多いといえそうです。大学での授業の受けもちは学校によって異なります。民間企業では、新技術、新商品の開発競争が激化していますので、研究者への期待は膨らんでいます。

問い合わせ

一般社団法人 日本物理学会
TEL 03-3434-2671
公益社団法人 応用物理学会
TEL 03-5802-0861(代)
FAX 03-5802-6250

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