秘書になるには
どんなことをするの?
社長や重役など、企業のトップの手足となり、補助的な仕事を引き受けるのが秘書の役割。電話の取り次ぎやスケジュール管理、文書の作成や整理など、仕事の内容は広範囲に及びます。
ここで活躍
民間企業の秘書室、外資系企業、大使館、大学、研究所、病院、法律事務所などで活躍しているほか、国会議員や政治家にも秘書が必要とされます。
なるにはこれが必要!
短大や専門学校で秘書実務や英語、コンピュータ操作を学んだ後、就職して秘書になる人が多いようです。比較的責任の軽い事務作業から、情報の収集・分析などといった経験と能力が必要な業務まで、職務の幅が広いことも秘書の仕事の特徴。そのため幅広い年齢層の人が秘書として活躍しています。また機転がきき、他人に心配りができること、几帳面で記憶力がよいこと、明るく信頼のおける人柄であることなどが、求められる資質といえるでしょう。
これを知っておくと役立つ豆知識
外資系企業では秘書としてのレベルが高くなると処遇も向上。上級秘書職として「バイリンガルセクレタリー」や「エグゼクティブセクレタリー」があります。
関連する資格
秘書技能検定
秘書として働くための技能・知識を検定する試験です。
CBS(国際秘書)検定
日英2ヵ国語で秘書業務を行うための知識・技能を審査。就職・転職に有利です。
国会議員政策担当秘書試験
国会議員の活動を補佐するために必要な専門技術を検定。受験資格は大学卒業以上となっています。
問い合わせ
社団法人 日本秘書協会
TEL 03-5772-0701(代)
FAX03-5772-0726
財団法人 実務技能検定協会
TEL 03-3200-6675
衆議院事務局庶務部議員課
TEL 03-3581-5165
参議院事務局庶務部議員課
TEL 03-5521-7485
この職業になるには
この職業に関連する学びの解説を見る