大学・短期大学教員になるには
どんなことをするの?
大学・短期大学(短大)教員は、地位によって学長(校長)、教授、准教授、講師、助手に分かれ、各教員の専門分野を学生に教えます。また同時に自分の研究を行います。
ここで活躍
国公立、私立の大学・短大や学校に付属する研究施設や病院でも働く人もいます。大学は4年課程で文学・法学・経済学・商学・理学・工学・農学などの学部・学科があります。6年課程では医学・歯学・薬学・獣医学の学部・学科があります。短大は2年課程で教育・家政・外国語などの教養型、専門職業型の教育をします。いずれも学部共通の基礎的な講義や、上記のような学部・学科の専門分野の講義・実習・実験などを行います。
なるにはこれが必要!
教授になるためには、優れた業績・経験や数多くの論文を発表していることが必要で、博士の学位をもっているほうが有利です。助手として採用されるには、学士かそれに準ずる能力が必要です。大学教員の3割が博士課程修了者、2割が修士課程修了者、4割が大卒者で、大卒の6割はそれまでの職歴が評価され採用された転職者です。資質的には、学問が好きで研究熱心であること、教育に対しての熱意と指導力があることが求められます。
これを知っておくと役立つ豆知識
講師になるのは30歳ごろからです。教員の平均年齢は約50歳です。専門分野の研究活動も行うため、中学・高校の教員と比べ受けもち授業は少なく、週1時限90分授業を1コマとすると、国立で4コマ、私立で5〜6コマ程度です。
問い合わせ
文部科学省高等教育局大学課(大学)
専門教育課(短大)
TEL 03-5253-4111(代)
一般社団法人 国立大学協会
TEL 03-4212-3506(代)
FAX 03-4212-3509
公立大学協会
TEL 03-3501-3336
FAX 03-3501-3337
日本私立大学協会
TEL 03-3261-7048
FAX 03-3261-0769
この職業になるには