資材・物流管理者になるには
どんなことをするの?
会社や商店などにとって、大切な商品や資材などを保管するための倉庫は欠かせない存在です。資材・物流管理者の仕事は倉庫で安全・確実に物品を保管するための事務を行うこと。物品の出し入れの際に書類を作成します。
ここで活躍
倉庫には企業が自社の物品を保管する「自家用倉庫」と、倉庫会社として他企業から物品を預かる「営業倉庫」とがあります。規模の大きな営業倉庫は、工業・商業地域、港湾地域、倉庫団地、高速道路のインターチェンジの近くなどに集中。最近では物品を保管するだけでなく、こん包や値札付けといった流通加工業務や、情報センターとしての機能を併せもつ「流通センター」が増えてきています。
なるにはこれが必要!
企業によっては通関士や危険物取扱者、衛生管理者の資格が必要となる場合もあります。コンピュータ処理の技能をもっていると役立つほか、性格的には几帳面さ、正確さ、責任感などが求められます。
これを知っておくと役立つ豆知識
営業倉庫では、必要な時に必要なものを必要なだけ出荷するため、コンピュータで在庫管理を行っています。また契約や火災保険などといった書類の作成のほか、定期的に物品の種類・数量を調べて、記録と合っているか確認するのも仕事です。
関連する資格
通関士
通関手続きを適性・迅速に行うために必要な知識・能力を有するとする国家資格。
危険物取扱者
発火・引火しやすい物質を取り扱うために必要な資格です。扱うことができる危険物の種類や危険度によって甲・乙・丙の3種類にランク分けされています。
問い合わせ
社団法人 日本倉庫協会
TEL 03-3643-1221
FAX 03-3643-1252
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