社会保険労務士になるには
どんなことをするの?
働く人々の病気やけが、失業、老後の生活などを支える労働保険と社会保険。社会保険労務士は企業から依頼を受け、保険や労務についての手続きを事業主に代わって行います。
ここで活躍
社会保険労務士事務所の従業員として仕事するほか、独立開業する道もあります。依頼の多くは担当の事務員を置くことが難しい中小企業からのようです。一方大企業や団体の従業員という立場で、労働・社会保険関係の仕事に携わることもできます。いずれの場合も具体的な仕事は社会保険料の計算や、法律で定められている各種書類の作成、労務に関するコンサルタントなどです。
なるにはこれが必要!
社会保険労務士になるには、社会保険労務士国家試験に合格することが条件。また労働・社会保険関係事務の経験が2年以上必要です。事務所で補助作業をしながら経験を積むか、全国社会保険労務士会連合会が実施する講習会を受講。その後試験を受けるのが一般的です。また法律や制度の改正がひんぱんにあるため、合格後も継続して勉強する覚悟が必要になります。
これを知っておくと役立つ豆知識
労働保険には、失業した時の生活を支える雇用保険と仕事上のけがや病気などに備える労災保険があります。一方社会保険には病気やけがに備える健康保険、そして老後の生活を支える厚生年金保険があります。
関連する資格
社会保険労務士国家試験
労働基準法や保険に関する知識が問われます。受験資格は大学で一般教養科目を修了した者、短大・高専などを卒業した者、公務員として行政事務や労働・社会保険事務の経験がある者です。
問い合わせ
全国社会保険労務士会連合会
TEL 03-6225-4864(代)
FAX 03-6225-4865
社会保険労務士試験センター
TEL 03-6225-4880
FAX 03-6225-4883
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