司書になるには
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どんなことをするの?
図書館や企業の資料室などで本や資料の整理を行い、情報を必要とする人に提供をするのが司書の仕事。図書館利用者と資料・情報などの間を結ぶ橋渡し役を務めます。
ここで活躍
国公立図書館、大学・短大の図書館、学校図書館や企業・研究所内などの専門図書館で働きます。なお、国公立図書館の場合、身分は公務員となります。司書の仕事内容は、図書館に置く本や雑誌、CD、ビデオなどの選択や目録整備のほか、貸出サービスの実施、利用者の情報検索の指導などさまざま。また、学校図書館の場合は生徒の「調べ学習」のサポートなども行い、勤務する図書館の種類によって仕事の内容も若干異なります。
なるにはこれが必要!
司書の資格が必要ない場合もありますが、取得する場合は、大学の文学系や情報処理系の学科などで司書課程を履修するか、大学などを卒業後、司書講習を受講する必要があります。また、公立図書館などで働くためには地方公務員試験に合格しなければなりません。図書館情報学の知識を有するほか、コンピュータや外国語が堪能だと採用に有利でしょう。
これを知っておくと役立つ豆知識
5時以降も開館している図書館では、出勤時間をずらして勤務するシフト制をとっているところがほとんど。土・日曜日や祝日も開館する図書館の場合も、交代で勤務にあたります。図書館には司書と事務職員がいますが、そのほかにも司書を補佐する「司書補」、学校司書をサポートする「司書教諭」などがいます。
関連する資格
司書
資格を取得するには、大学・短大で学ぶほか司書講習を受ける方法があります。ただし講習を受講するには、大学・短大・高専卒業などの条件があります。
司書教諭
学校図書室の資料整理や生徒の「調べ学習」をサポートします。教諭普通免許状を有し、司書教諭の講習を修了する必要があります。
問い合わせ
社団法人 日本図書館協会
TEL 03-3523-0811
FAX 03-3523-0841
文部科学省生涯学習局社会教育課
TEL 03-5253-4111(代)
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