高等学校教員になるには
高等学校教員の目指しかたを動画でチェック
どんなことをするの?
高等学校で、中学校までの義務教育を終えた生徒に対して、さらに高度で専門的な教科指導を行うのが高等学校教員の主な仕事。また、クラブ活動をはじめさまざまな課外活動や進路に関する指導なども行います。
ここで活躍
公立や私立の高等学校などで生徒の指導にあたります。仕事の中心は、国語や数学などの普通教科や、工業・体育・音楽などの専門教科を生徒に教えること。ほとんどの場合、教員は一人一教科を担当します。このほか、ホームルーム、生徒会、クラブなどの諸活動、学校行事の指導や、個々の生徒の進路指導なども行います。また、学級担任をすることもあり、生徒を学習面・精神面から望ましい方向に指導していく力が要求されます。
なるにはこれが必要!
大学や大学院で高等学校教諭免許状を取得し、各都道府県が行う公立高校の教員採用試験や私立高校の採用試験を受けるのが普通です。このほか教育職員検定試験に合格して特別免許状を取得し教員になる道も。また、高等学校教員資格認定試験制度により、看護、情報、福祉、柔道、建築、情報処理の6種目について1種免許状が取得できます。生徒を指導するためには、担当教科の専門知識・技能のほか、幅広い教養や熱意も必要です。
これを知っておくと役立つ豆知識
公立高校の場合は学校5日制が導入されたため、土・日曜日は休みとなりますが、土曜日に授業や講習などを行う学校もあります。小・中学校に比べると担当授業数は少ないものの、教科内容が専門化しているため入念な準備が必要です。また、クラブ活動の顧問を務めている場合は、練習などのために休日でも出勤することがあります。
関連する資格
高等学校教諭免許状
高等学校教員の普通免許状には1種と専修があり、1種は大学で、専修は大学院修士課程で必要科目を修得すると取得できます。ほかに教育職員検定試験によって取得できる特別免許状もあります。
高等学校教員採用試験
高等学校教員になるには、免許状を取得したうえで採用試験に合格する必要があります。公立高校は各都道府県が採用試験を行い、私立高校は地域や学校によって採用方法が異なります。
この職業になるには
この職業に関連する学びの解説を見る
この職業を目指せる学校を探す
大学・短大を探す
中等教育