広告営業員になるには
どんなことをするの?
広告営業員は企業などの広告主の窓口となり、新聞・雑誌の広告やテレビのコマーシャル、電車の中づり広告、ダイレクトメール、インターネット広告などさまざまな媒体で広告宣伝を企て、実施します。
ここで活躍
広告営業員は広告会社や広告代理店の営業部門で働きます。営業員は広告主に対して窓口となると同時に、広告の計画から実施にいたるまでリーダーシップをとって進めます。社内の調査・分析部門や制作部門などさまざまな部門を組織立て、広告主に対して最も効果的・効率的な広告宣伝方法を提案、売り込みます。次に広告を制作・実施するために広告主や社内の関係者と打ち合わせ、折衝や確認を繰り返しプロジェクトを進めます。
なるにはこれが必要!
広告会社に入社後、適性や教育・訓練の結果から配属されます。また制作部門やマーケティング部門などで経験を積んでから、営業部門に移動するケースもあります。広告対象を理解し、効果的にアピールできるアイデアと実行力が求められます。常に消費者の意識や行動に関心をもち、世の中の動向を察知する洞察力が必要です。また得意先や社内の各部門のほか、さまざまな人とのコミュニケーションが大切ですので、社交性が求められます。
これを知っておくと役立つ豆知識
あらゆる分野・媒体の広告を扱う総合広告会社のほかに、特定分野の広告を行う専門広告会社や特定の媒体や広告主だけを扱う専属の広告会社があります。労働条件は、一般的に「営業手当て」などを支給され、収入は社内でも高い水準のようです。女性社員は全体の3分の1程度ですが、今後は女性も進出していくことでしょう。
問い合わせ
社団法人 日本広告業協会
TEL 03-5568-0876(代)
FAX 03-5568-0889
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