公認会計士になるには
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どんなことをするの?
毎年の決算時、企業が資産状態や経営成績をまとめ、発表する財務諸表。これが正しいかどうかを第三者の立場でチェックする「会計監査」を行うのが公認会計士の仕事です。企業の決算のお目付役として目を光らせます。
ここで活躍
監査を専門とする監査法人や個人事務所、一般企業の経理部門などで働きます。仕事の対象は主に大企業。契約を結んだ企業へ出かけ、帳簿類のチェックや銀行預金などを確認。会計処理が公正でないと判断した場合は指導を行います。また最終的には企業の財務報告が適正かどうかの意見をまとめた「監査報告書」を作成します。公認会計士は税理士として「税務」の仕事を行うこともできるほか、「経営コンサルティング」として活躍する人もいます。
なるにはこれが必要!
短答式試験と論文式試験からなる公認会計士試験に合格する必要があります。合格後、2年間の実務経験と会計教育研修機構などが実施する実務補習を受け、日本公認会計士協会の修了審査に合格することが義務づけられています。
これを知っておくと役立つ豆知識
個人事務所を開業している場合、収入は顧客数や仕事の内容によって差があります。監査法人などに勤務している場合は月給制で、安定した収入が得られます。高年齢まで働くことができ、60〜70歳代で活躍している人も多く見られます。最近では女性の進出も目立ちます。
関連する資格
公認会計士試験
短答式試験の試験科目は、財務会計論、管理会計論、監査論、企業法で、合格すると論文式試験に進むことができます。論文式試験には必須科目と選択科目があり、合格すると公認会計士試験合格者となります。
問い合わせ
日本公認会計士協会
TEL 03-3515-1120(代)
この職業になるには
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