将来就きたい仕事を見つけよう仕事図鑑銀行支店長になるには?

銀行支店長になるには

どんなことをするの?

個人や企業から集めた預金を別の企業などに貸し出す銀行は、いわば「経済の血流」を支えています。その第一線の指揮官ともいえるのが銀行支店長。支店全体の運営管理と業務活動の立案を行います。

ここで活躍

銀行の支店は全国に約1万4000店。振り込みや両替などの窓口業務のほか、取引先を回って預金を集める、貸付や融資の相談に応じるなどの業務を行っています。とりわけ支店長は貸付する企業の経営内容を調査して貸付金額を決めたり、将来性のある企業に資金支援するなど、取引先の「生殺与奪」に関わる重い責任を負う立場にあります。

なるにはこれが必要!

4年制大学を卒業し、管理職候補である「総合職」として銀行に就職する場合がほとんど。経済・金融・財務などを学んでいると有利になります。大手都市銀行では、入社後研修を経て各地の支店に配属。実務経験を積み、早ければ入社8年目くらいで支店長代理などに昇進することも。さらに「狭き門」である支店長になれるかどうかは本人の努力次第です。全般的な金融知識はもちろん、リスク管理のための法的知識やマネジメント能力が求められます。

これを知っておくと役立つ豆知識

全産業のなかでも銀行員の給与は高いレベルにあります。大きな支店の支店長では、役員の処遇を受ける「取締役」である場合もあります。

問い合わせ

全国銀行協会
TEL 03-3216-3761

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