貴金属・宝石細工工になるには
どんなことをするの?
貴金属・宝石細工工は、金やプラチナなどの素材を使い、宝石類をあしらって美しい装身具をつくり上げていくのが仕事です。
ここで活躍
貴金属宝石細工業には、家内工業的に数名で営んでいるところが多いようです。製作方法は伝統的な技法を用いてひとつの製品をコツコツと仕上げる「手づくり」と機械を利用して作る「量産」とに分かれます。手づくりを行う人をクラフトマンといい、地金をなますところから始まり、各種技術を使って一個の宝飾品をつくりあげます。機械を使う場合も鎖を編んだりカットで機械を使いますが、基本的な製作技術は同じです。
なるにはこれが必要!
先輩を見習いながら、感性を養い、技術・知識を習得していきます。宝飾品によってそれぞれ専門分野に分かれますので、それぞれの製作技術を学びます。一人前になるには、少なくとも3年ほどの修業が必要です。ものづくりに興味がある人、手先の器用な人、美的センスのある人が向いています。
これを知っておくと役立つ豆知識
男性は65%、女性は35%で近年は女性が急増しています。一度この業界に入ると職場は変わっても職種を変えることは少ないようです。今後、技術の高度化、デザインや素材の多様化が進んでいくので、これらに対応していかなくてはならないでしょう。
関連する資格
貴金属装身具製作技能士
貴金属装身具の製作に必要な技能を審査する厚生労働省の行う技能検定です。
問い合わせ
社団法人 日本ジュエリー協会
TEL 03-3835-8567
FAX 03-3839-6599
日本貴金属文化工芸協同組合
TEL 03-3832-4066
FAX 03-3832-4067
山梨県水晶宝飾連合会
TEL 055-227-8080
この職業になるには
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