看板制作者になるには
どんなことをするの?
看板制作者は、商店街や商業地区にあるビルや店の屋上、壁を飾る華やかな看板などの屋上広告物を、印刷やネオンサインなどを使ってつくります。
ここで活躍
看板制作会社に在籍し、依頼主の注文を受けます。看板設置の場所や位置、形態の希望を聞き、屋外広告の規制状況などを確認して現場の写真を撮りパソコンに取り込み、看板の大きさや形を決めます。小さな看板はシルク印刷をしたり、切り抜いた粘着シートを貼り制作します。バスのラッピング広告は粘着シートに特殊なプリンタで印刷します。
なるにはこれが必要!
デザインを担当するには美術系大学や専門学校で基本的な知識や技術を学ぶのがよいでしょう。色彩、デザイン、構造設計、材料、関係法規、都市景観など幅広い分野の知識が必要です。公的な職業能力開発校の広告美術科やサインディスプレイ科、広告デザイン科などでも学べます。屋外広告士の資格は、屋外広告のスペシャリストの証明となります。得意先を確実につかむと、独立するチャンスも広がります。
これを知っておくと役立つ豆知識
ほとんどは5人以下の小さな会社ですが、100人以上の会社もあります。女性が増えています。屋外広告物は基本的に単品生産ですが、フリーハンドで優れた絵や文字を描く熟練技能者もいますし、機械化・分業化による大規模なものもあります。取り付け作業は、夜間に工事を指定されることが多いようです。
関連する資格
屋外広告士
国土交通大臣が推薦する制度で、(社)全日本屋外広告業団体連合会が実施、認定する資格です。
問い合わせ
社団法人 全日本屋外広告業団体連合会
TEL 03-3626-2231
FAX 03-3626-2255
公益社団法人 日本サイン協会
TEL 03-3437-1526
FAX 03-5776-1321
社団法人 日本ディスプレイ業団体連合会
TEL 03-5524-3101
FAX 03-3564-6116
この職業になるには
この職業に関連する学びの解説を見る