学習塾教師になるには
どんなことをするの?
学習塾は、小学生・中学生・高校生を対象にした民間の教育機関。学習塾講師は、そこに通ってくる生徒に、英語や数学、国語といった科目の学習指導や進学指導などを行います。
ここで活躍
各地に校舎を置く大手の塾もありますが、多くの場合は教師個人が経営する小規模な塾などを中心に働きます。また、塾によって学習目的なども異なり、難関校合格に向けて受験指導を行うところもあれば、学校の授業の補習塾もあります。いずれの塾でも、学習指導のプロとして各生徒の能力に応じたていねいな指導を行い、生徒の学力向上を計ることが要求されます。また、指導計画や教材の作成、テストの採点なども行います。
なるにはこれが必要!
資格や免許は特に必要ありません。ただし、小学生から高校生までの学習指導を行う以上、相応の学力が必要でしょう。担当教科の内容に精通していることはもちろん、生徒や保護者と接するうえでは人柄や意欲なども重視されます。また、相手の要求を的確に把握し、細やかな心遣いを行うことも大切。塾によっては研修システムを整えているところもありますが、ほとんどは仕事を行いながら実践的な指導技術を身につけていきます。
これを知っておくと役立つ豆知識
勤務時間は、塾の開始から終了まで。大体午後1時ごろから夜10時ごろまでのようです。このほか、時間講師として自分が担当する授業の時だけ出勤する場合も少なくありません。また、塾によっては能力や実績次第で高収入を得られるシステムをとるところも。これまで多かった学校教員経験者に加え、最近は大学新卒者も多く働いています。
問い合わせ
社団法人 全国学習塾協会
TEL 03-5996-8511
FAX 03-5996-9585
この職業になるには
この職業に関連する学びの解説を見る