一般事務員になるには
どんなことをするの?
事業のスムーズな運営には、帳簿や伝票を作成したり、文書を整理したりといった一般事務の仕事が不可欠です。一般事務員は、上司の監督のもとで、多種多様な事務作業全般を担当します。
ここで活躍
一般事務の仕事は、民間企業や官公庁、各種団体など、事業を営むところでは必ず発生します。そのため就業の場は全国各地に無数にあるともいえるでしょう。中心となるのは書いたり計算したりする仕事で、規則、業務手順書、定められた手続きや慣習的な方法により、定型的に行うことが多いようです。そのほか郵便物の発送やコピー、物品の受け取り、電話の取り次ぎ、事務用品や日用品の補充などの雑務を行うこともあります。
なるにはこれが必要!
高校卒業以上の学歴があることが望ましく、職場によってワープロやコンピュータ処理技術、文書処理、簿記、英会話などの技能や資格を取得すると有利です。一般職公務員、一般行政事務員、社会福祉事務所事務員、補助事務員、臨時事務員などを含めた一般事務員の数は、事務職全体の約7割。そのうち6割が女性です。また最近では正社員としてではなく、契約社員や派遣社員として勤務する形態が増える傾向にあります。
これを知っておくと役立つ豆知識
一般事務員の就業時間は普通朝9時から午後5時まで。ただし月末や毎月5と10のつく日は書類提出や支払いの締め日であることが多く、残業になることもあります。
関連する資格
ビジネス・キャリア検定試験
企業実務で求められる職務遂行能力を客観的に評価する公的資格試験です。「人事・人材開発」「労務管理」「総務」「経理」などの14部門を3級、2級、1級のレベルに区分し、43の試験単位ごとに実施されます。
問い合わせ
中央職業能力開発協会
TEL 03-6758-2835
FAX 03-5800-3921
社団法人 中央労働基準協会
TEL 03-3263-5060
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