メカトロニクス研究者になるには
どんなことをするの?
メカトロニクスとは、メカニクス(機械工学)とエレクトロニクス(電子工学)を組み合わせた和製英語。ふたつの技術を使いこなし、産業用ロボットや自動化設備などを研究開発するのがメカトロニクス研究者です。
ここで活躍
大学・高専や国公立の研究機関、機械・電気メーカーの研究・開発部門で働いている人がほとんど。少数ですが、独立して個人で研究をする人、その研究を起業化したり、技術コンサルタントをしている人もいます。国際会議への出席や、開発途上国への研究技術支援、海外の研究者との交流などで、海外出張のある職場もあります。
なるにはこれが必要!
大学工学部の機械系学科や電気・電子系学科、大学院を卒業し、大学の教員になったり、国公立の研究機関、民間企業の研究・開発部門に就職したりするのが一般的です。専門学会に研究論文を投稿するなどの努力・業績を積み重ね、工学博士の学位取得を目指す研究者も数多くいます。また研究実績が求められ、民間企業から大学の教員へと転職するケースも少なくありません。新しい技術開発の動向につねに目を光らせ、自ら学習する姿勢が必要です。
これを知っておくと役立つ豆知識
コンピュータを使いこなし、最先端の機械・電子工学の技術を応用できるには、ある程度の経験と若さの両方が必要。30〜40歳代のメカトロニクス研究者が最も多くなっています。また女性は5パーセントくらいです。
問い合わせ
一般社団法人 日本ロボット学会
TEL 03-3812-7594
FAX 03-3812-4628
公益社団法人 精密工学会
TEL 03-5226-5191
FAX 03-5226-5192
一般社団法人 日本機械学会
TEL 03-5360-3500
FAX 03-5360-3508
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