プロ野球審判員になるには
どんなことをするの?
プロ野球審判員は、最もレベルの高いプロ野球の試合で審判を務めます。審判員のコールのひとつひとつが試合の勝敗に大きく影響するため、誰もが納得する明解なジャッジを下すことが求められます。
ここで活躍
セントラルリーグとパシフィックリーグの一軍・二軍の公式戦で審判を務めます。両リーグが作成する配置表に基づいて班を組み、公式戦は4人で、オールスターゲームと日本シリーズは6人で審判を行います。審判員は判定に関して絶対の権限をもっているため、ときには指示に従わない選手や監督などを退場させることも。つねに正確かつ明解なジャッジを下し、スムーズな試合進行を心がけます。
なるにはこれが必要!
審判員に採用されるのは、高校野球などアマチュア野球の審判経験がある人や、元プロ野球選手がほとんど。採用にあたっては、ルールの運用と体力、視能力テストが行われます。採用されると、実地研修を受け、二軍で審判経験を積んでから一軍に起用されます。野球の知識に加えて、ボールの行方を見極める優れた動体視力や体力などが必要です。
これを知っておくと役立つ豆知識
2011年のシーズンから各連盟ごとの審判委員業務を統合して、日本野球機構審判部審判委員として活動することになりました。毎年シーズンオフに前シーズンの実績に基づいて年俸額を交渉します。審判員となる年齢の平均は26歳。収入は同世代サラリーマンより高くなっているようです。
問い合わせ
社団法人 日本野球機構
TEL 03-3502-0022
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