バレエダンサーになるには
どんなことをするの?
バレエには、「白鳥の湖」のような物語性をもち美しい旋律と躍りで表現される舞踊劇や、身体表現の可能性を追求する現代的な作品があります。バレエダンサーはこのような作品を舞台で表現します。
ここで活躍
バレエダンサーは、国内外のバレエ団で活躍します。多くのバレエダンサーは3〜4歳からバレエを始め、小学校から高校に通いながらバレエ教室やバレエ学校などで修練を積んでいきます。正しいメソッド(訓練法)に基づいてダンサーにふさわしい身体をつくり、身体能力と技能を鍛え続けます。そうして、観客に感銘を与えられる優れたバレエダンサーへと成長してきます。その鍛えられた肉体は、きらびやかな舞台装置や照明で美しさが増します。
なるにはこれが必要!
特に資格や免許などは必要ありません。バレエダンサーになるには、各バレエ団が行うオーディションに通過するか、バレエ団付属のバレエ学校などでの実績が認められ入団するのが一般的です。最近では、ローザンヌ国際コンクールなど、海外の著名なバレエコンクールで入賞して、外国のバレエ団に入るケースも増えています。ダンサーの多くはバレエ団に所属し、日々のレッスンと公演に向けてのリハーサルを行っています。
これを知っておくと役立つ豆知識
日本では3000人ほどがバレエに携わる仕事をしていると見られ、大部分が女性で若年層が多いのが特徴です。主要バレエ団のほとんどは本拠地を東京に置いています。収入は公演ごとの出演料ですが、生活を支えるのには十分ではなく、多くのダンサーはバレエ教室の講師や他団体への客演、家族の援助などを受け舞台に立っています。
問い合わせ
一般社団法人 日本バレエ団連盟
TEL 03-6279-4771
FAX 03-6279-4772
公益社団法人 日本バレエ協会
TEL 03-5437-0371
FAX 03-5437-8464
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