将来就きたい仕事を見つけよう仕事図鑑テレビ・ラジオ放送技術者になるには?

テレビ・ラジオ放送技術者になるには

どんなことをするの?

テレビやラジオの放送で、映像や音声で番組をつくり、スケジュールを守って電波で送信するのが、テレビ・ラジオ放送技術者の仕事です。

ここで活躍

テレビ局、ラジオ局、制作プロダクションに所属し、単に放送技術者ともいいます。カメラマン、音声を調整するミキサー、映像を切り替えるスイッチャー、照明、ビデオエンジニアからなる「制作」、放送電波を発信する「送信」、放送スケジュールに基づいて映像や音声を電波に乗せる「送出」のほか、「受信」「研究開発」といった技術者集団です。          

なるにはこれが必要!

大学や高専で、電子・電気・通信工学を専攻すると有利ですが、最近では芸術学部、放送学科など文系の卒業生を採用するところも増えています。「送信」の仕事には、無線技術についての専門知識をもつ「陸上無線技術士」という国家資格が必要です。ただし、これは入社後に資格を取ることが多いようです。入社すると、放送技術全般の教育を受けて個々の適性に合わせて配属されますが、各分野で経験を積んだ後、別の分野に配属されることもあります。

これを知っておくと役立つ豆知識

職場は、東京、大阪、名古屋などの大都市に集中しています。番組制作は放送局内のスタジオや野外制作現場で行われます。24時間早朝から深夜まで行われる放送を支えるために、早出、日勤、遅出といったシフト勤務となり、宿泊勤務があることも。放送機器の専門知識だけでなく、ジャーナリズムの視点も求められます。

関連する資格

陸上無線技術士

放送局をはじめ、電気通信事業やタクシー無線など陸上における無線設備の通信操作に必要な国家資格です。

問い合わせ

一般社団法人 日本民間放送連盟
TEL 03-5213-7711
FAX 03-5213-7703
日本放送協会(NHK)
TEL 03-3465-1111

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