ソムリエになるには
どんなことをするの?
ソムリエは、ワインを中心とする飲料のスペシャリストとしてホテルやレストランで仕入れから接客サービスまですべてを担当します。
ここで活躍
ソムリエはワインを適切な時期に仕入れ、湿度や温度に注意しながらじっくりと寝かせて熟成させ、飲み頃を判断し最高の状態でお客に提供します。開店前に主酒庫からデイセラーという小さな酒庫にワインを補充し、グラスを磨いてテーブルにセットします。お客が席に着いたら、食前酒の注文を聞き、料理の注文が決まると、それに合ったワインを勧めます。生産地や年代に応じて味の異なるさまざまなワインや、食後には甘口の食後酒を勧めます。
なるにはこれが必要!
高校や専門学校を卒業後、ウェイターやコミ・ソムリエ(ソムリエ見習い)として経験を積み、ソムリエになるケースが多いようです。仕事に就くには日本ソムリエ協会が認定をしている資格をもっているほうが有利です。ソムリエは、講習会(テイスティングセミナー)に参加したり、海外で勉強をして一流を目指します。ブドウ品種、産地、品質等級、歴史などのワインについての知識、世界の料理の知識とワインとの相性などの知識が必要です。
これを知っておくと役立つ豆知識
20〜30歳代前半の男性が多く、ホテルや高級レストランで働きます。資格をもたないウェイター・ウェイトレスを兼ねた「メートル・ドテル・ソムリエ」も多くいます。また自らレストランを経営する「レストラテール・ソムリエ」、酒庫を担当する「カヴィスト・ソムリエ」に分けられます。勤務はシフト制になり、土日祭日に関係なく交代で休みます。
関連する資格
ソムリエ
(社)日本ソムリエ協会が呼称資格認定をしています。レストランなどアルコール飲料を含む飲食サービス業での実務経験が5年以上あり、現在も続けていることが条件です。また協会に入会して3年以上経過していれば受験できます。
問い合わせ
社団法人 日本ソムリエ協会
TEL 03-5785-0442
FAX 03-5785-0443
この職業になるには
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