将来就きたい仕事を見つけよう仕事図鑑ガラス工芸家になるには?

ガラス工芸家になるには

どんなことをするの?

ガラス工芸家は、高温のガラスを成形するか、固体化したガラスに装飾を施すかして、ガラス工芸品をつくります。実用的な作品を通じて美を追求する作家と、表現としてのガラス造形の美を求める作家がいます。

ここで活躍

ガラス工芸家のほとんどは独立して作品を発表・販売する活動を行っていますが、ガラス工芸メーカーに所属して活動を行っている人もいます。高温ガラスを成形してつくるホットワーク工芸家と、成形され固まったガラスに装飾を加えてつくるコールドワーク工芸家がいますが、最近は両方の技法を行う工芸家もいます。          

なるにはこれが必要!

美術大学のガラス工芸専科、ガラス工芸専門学校、工業高校、各自治体のガラス工芸作家養成機関などでガラス工芸の技法を習得したうえで、ガラス工芸品メーカーに就職します。技法の習得に5年〜10年という地道な修練が必要です。作家としての独創性が求められます。美的センスを磨くために、ほかの美術分野からの刺激を積極的に受け入れる必要があります。

これを知っておくと役立つ豆知識

コールドワーク工芸家は都市部に拠点をもち、ホットワーク工芸家は郊外に工房をもつのが一般的です。メーカーに所属している人は収入が安定していますが、フリーでは人による格差が大きいです。

問い合わせ

公益社団法人 日本工芸会
TEL 03-3828-9789
FAX 03-3828-0025

この職業になるには