カラーコーディネーターになるには
どんなことをするの?
使い道や目的に合わせて、その製品や空間・環境に最も適した色彩を専門的な知識をもとにアドバイスするのがカラーコーディネーターです。
ここで活躍
ファッション関係の商品企画部門や工業製品メーカーのデザイン部門、カラーコンサルティング会社、塗料・ペイント会社などの活躍の場が考えられます。大きな会社では、専任のカラーコーディネーターもいますが、たいていは商品企画者やデザイナーが兼任することが多いようです。
なるにはこれが必要!
アパレルメーカーに勤務するには、大学・短大・専門学校で服飾・ファッションについて学んでいると有利です。工業製品メーカーでは、美術系の短大・大学やデザイン系の専門学校出身者が多いようですが、いずれにしても、ファッションコーディネート色彩能力検定やカラーコーディネーター検定の資格を取っておくとよいでしょう。
これを知っておくと役立つ豆知識
カラーコンサルティング会社では、商品の色を決めるだけでなく、店のディスプレイや建物、街づくりのための「空間」や「環境」の色を決める仕事もします。全般的に、色彩の知識だけでなく、商品知識や商品企画力も要求されます。
関連する資格
カラーコーディネーター検定試験
東京商工会議所が実施するカラーコーディネートの技能検定です。
色彩検定
文部科学省後援の資格で、色彩に関する知識と技能を検定します。
色彩士検定
全国美術デザイン専門学校教育振興会実施の「色を扱う人」のための検定です。
問い合わせ
社団法人 日本流行色協会
TEL 03-5530-5616
FAX 03-5530-5615
(カラーコーディネーター検定試験について)
東京商工会議所 検定センター
TEL 03-3989-0777
(色彩検定について)
社団法人 全国服飾教育者連合会(A・F・T)
TEL 03-5510-3737
(色彩士検定について)
特定非営利活動法人全国美術デザイン専門学校教育振興会(ADEC)
TEL 03-6265-0514
FAX 03-5261-0234
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