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【商・経営学系】
経営情報学

経営学に加え、最先端のIT環境に対応できる専門知識と技術を学び、情報化社会で活躍する企業人に必要な力を身につける。
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どんな学科がある?

経営情報学科、産業情報学科、経営環境情報学科、企業システム学科など

どんな学問?

急激なIT革命に応え、経営と情報の融合を図りながら新しいビジネスを展開するための理論と方法論を確立する。もはや、企業経営において多種多様な情報を活用するためには従来の経済学・経営学の分野で行っている教養としての情報教育だけでは不十分だといえる。最先端のコンピュータ環境における利用技術にも精通した専門的な知識や技術が求められる。これは優れたコンピュータ・リテラシーを有するビジネスリーダーを養成するのが狙いだ。専門分野は、経営学関連、数学関連、社会科学、自然科学と幅広い。

どんなことが勉強できる?

カリキュラムの基本は、経営学や企業論などの経営学系、経営数学や統計学などの会計学系と情報処理論などの情報学系の分野。学年が進むにつれて、各自の目的に応じて分野を絞って学んでいく。経営学、会計学分野の基本科目は経営学科の内容とほぼ同様だが、コンピュータの知識・技術を駆使しながら現代の企業経営が直面する課題解決に挑むという姿勢がより明確。この分野では、オフィス管理論、研究開発管理論、社会情報システム論、経営管理論、人事管理論、経営戦略論などの科目がある。一方、情報学分野ではコンピュータを用いて業務の効率化を推進したり、さまざまな情報データをもとに経営分析などを行う情報処理に関する科目が充実。情報概論、経営情報論、情報通信論、人工知能論などの科目が設置されている。
1・2年次は企業論、経営数学、システム設計など専門基礎科目を履修。3年次からは情報管理論、経営情報システム論などの専門科目を学ぶ。また、経営情報学科ではゼミを重視する動きが目立つ。1・2年次から教養ゼミ、3年次から専門ゼミを開講。経営システム、情報分析法、経営モデリング、多変量解析などのテーマを掘り下げていく。

経営情報学

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企業経営に不可欠な情報を統合的に管理する仕組みづくりは、いつの時代も大きな課題。この問題を解決するために、汎用的なツールとして多くの企業で導入されているのが、ERP(エンタープライズ リソースプラニングの略)だ。これは経営資源を統合的に管理、経営の効率化を図るためのものだが、これは単なるツールでしかない。自社の環境や経営状態に合わせてうまく活用してはじめてツールのよさも生きてくる。

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