教えて!キャリタス先生! 綱島将人先生 編 タメになる志望校の決め方

第4章
受験の成否は、要素分解にある

要素分解を繰り返す!

全体の目標点数が見えてきたら、各科目の目標点数を決めていく感じですよね??

そういうこと! 全体の目標点数を各科目に要素分解していこう。 全体で、140点とるぞ!と意気込んでもなかなかイメージが湧かない。 各科目で何点とるのか?と細かく分けることで具体的にイメージできるようにするんだ。 計画において重要なのは、細かく分けてイメージしやすいようにすること。

どんどん細かく分けていけばいいんですね。 各科目に点数を要素分解したら、その科目の各分野で何点取るのか? の要素分解をすればいいということですよね。

いいね。理解できている。
[具体例]
(全体の目標点数) 140点
(各科目の目標点数)
英語 60点
国語 40点
社会 40点
(各分野の目標点数)
・英語
文法問題  15点
長文問題 25点
和訳 20点
・国語
評論 15点
小説 10点
古典 15点
・社会
一問一答 30点
論述 10点 こうして要素分解をしていくと、自分が何の科目もしくは何の分野を重点的に 勉強していかないといけないのか?が見えてくるんだよね。この感覚が大切。

なんとなく勉強するのではなくて、 試験本番でどういう風に点数になるのか?もイメージつきますね。
次回の受験戦略も楽しみにしています。

登場人物紹介
ナルナル 高校生

高校3年生春。高校野球児。
偏差値60の高校に通う。日々部活動に明け暮れ、1,2年ではほとんど勉強をしてこなかった。 やっとのおもいで第1志望校が決まり、第1志望校の配点バランスなどを調べ終わった。そして、いよいよ受験勉強を始めようとするナルナルだが…。

綱島将人先生

東京大学3年生。
東京大学オールA判定合格の実績を活かし、高校生支援事業を展開中。