第1章志望校の決め方は「なんでもあり」!?
志望校選びのポイント

2.絶対に「やってはいけない」志望校の決め方

大学はたくさんあって悩んでしまう…志望校選びで絶対に「やってはいけない」こととは?

志望校を選ぶ「理由」は何でもいい!というのはわかったけど、大学が多すぎて選べない…なかなか決まらない…と新たな悩みが出てくる人もいるはず。そんなあなたはもしかしたら、志望校選びで「やってはいけない」ことをしているかもしれません。今回はそんな「やってはいけない志望校選び」についてお伝えしていきます。

「先生に言われたから」「おすすめされたから」はやめよう

志望校を決める理由は何でもいい、だからといって「先生にいいと言われたから」「親にここがおすすめだと言われたから」という理由”だけ”で志望校を決めてしまうのはやめましょう。それは本当に自分で納得して決めた志望校ですか?ほんとうに通いたいと思える志望校になっていますか?

もちろん、おすすめされて自分で実際に調べたり行ってみたりするうちに「この大学、たしかに自分にあってそう」「この大学でこういうことがしたいな」と理由が見つかるのであればOKです。ただ、他人の意見だけで自分で何の理由も持たずに志望校を決めてしまうと、その後の勉強で苦労することにもなります。

なかなか「好きで勉強している!」という人はいないのではないでしょうか。誰しも「行きたい大学に行くために勉強している」とか「不合格になりたくないから勉強している」ということのほうが多いはず。東大生だってほとんどがそういう人で、勉強が大好きで苦もなく勉強できるという人はほとんどいません。

そんな地道な勉強を続けるための「目標」が、他の人に決めてもらった、正直そこまで関心が持てないな…という大学だとしたら、そんな志望校を目指してどこまで本気で勉強できるでしょうか。言われた通りの志望校をなんとなく目指して勉強すると、「絶対にこの大学に合格してやる!」と思えず、勉強のモチベーションが続かないということになってしまいます。

なんでもいいので、「自分で納得できる」理由を持って志望校を決めましょう。