このページはJavaScriptを使用して作成しております。 最適な状態でご覧頂くためにも、大変お手数ですがスクリプトの使用を許可してから、改めてアクセスしてください。
パンフ請求リスト0
2008/12/3
東北大学
東北大学大学院薬学研究科の今井潤教授らのグループは、東北大学大学院医学系研究科とスズキ記念病院との共同研究を通じて、冬期に出産予定の妊婦は、夏期に出産予定の妊婦に比べ、妊娠期間中の血圧上昇が大きいという結果を発表した。同研究では、冬期に妊娠高血圧症候群が多くみられることから、妊婦における血圧値の季節変動に着目。スズキ記念病院で出産した妊婦109名に家庭血圧測定の協力を依頼した。分析の結果、最低気温が10度低下するごとに血圧値は2.5/2.5mmHg上昇。また、1月出産予定の妊婦は妊娠期間中を通して血圧が12.8/12.5mmHg上昇する一方で、7月出産予定の妊婦は3.1/3.0mmHg程度の上昇に留まっており、出産時期によって血圧値の変動に差がみられた。なお、この研究結果は、国際血圧学会誌『Journal of Hypertension』12月号にも掲載される。
編集部がお届けする教育ニューストップへ