このページはJavaScriptを使用して作成しております。 最適な状態でご覧頂くためにも、大変お手数ですがスクリプトの使用を許可してから、改めてアクセスしてください。
パンフ請求リスト0
2008/9/3
東北大学
東北大学大学院医学系研究科循環器病態学分野の下川宏明教授や高木文研究員などによるグループは、一酸化窒素合成酵素系が血液を弛緩させるメカニズムを発見した。同グループは、産業医科大学の筒井正人准教授と共同し、一酸化窒素合成酵素完全欠損マウスを用いた研究によって今回の事象を発見。一酸化窒素合成酵素系が、大動脈などの太い血管では一酸化窒素を産生し、腸間膜動脈などの微小血管では内皮由来過分極因子を産生して、血管を弛緩させていることを明らかにした。この発見は、メタボリックシンドロームの予防、動脈硬化や心不全など心血管病の治療法の開発、それらの創薬への応用に役立つものとして期待されている。
編集部がお届けする教育ニューストップへ