• 産学・地域連携

2008/6/4

国民生活金融公庫からの初融資によって、新電子カルテを開発

東北大学大学院・医学系研究科は、同大学発のベンチャー企業であるワイズ・ソリューション株式会社と共同し、新しい概念の電子カルテ「ワイズスコープ」を開発した。同カルテは、医療行為の記載手法を根本的に見直したもの。医療行為の一元的管理によって、コンピュータモニタ上で病歴の俯瞰を瞬時に行えるほか、キーボードやマウスを使わずに紙カルテと同感覚で記載できる点が優れている。なお、この開発は、東北大学が産学連携を結んだ国民生活金融公庫からの初の融資によって実現に至った。