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2026/4/15
上智大学
上智大学は、日西研究シンポジウム「児童に対する性暴力と児童性的虐待素材 〜スペインと日本における現状と対策」を3月18日に開催した。日本には児童ポルノ法や撮影罪があるものの、昨今においては子どもを対象とした盗撮や性的ディープフェイク等の問題が多数報道されており、新しい犯罪の現状に法制度が追いついていない状況があると考えられている。シンポジウムには、スペインで児童性的虐待素材(Child sexual abuse material)を取り巻く問題に取り組んできたVirginia Soldino博士を招聘。AIで作られた児童性的虐待素材は、写実性があるがゆえに法規制されているスペインの現状や、子どもたちを守るためには予防が大切だという主旨のもと、加害はしていないが子どもに対して性的関心をもつ人々が、本人の希望があれば必要に応じて相談できる機関や、加害をした人に対するエビデンスに基づく治療、再犯を減らすための強力な地域密着型の取り組みなどが紹介された。国内からは、ジャーナリスト・辻麻梨子氏が「日本における虐待素材の現状」、北海道大学・加藤弘通教授が「日本の学校いじめにおける性的被害の現状と対応に関する予備的検討」を講演。さらに上智大学総合人間科学部心理学科・齋藤梓准教授が、「日本における児童への性暴力‐被害者のトラウマと法制度‐」で児童性的虐待素材の問題が子どもの心に与える影響について解説した。当日は、心理職、その他対人援助職、ジャーナリスト、学生、研究者、行政関係者など約60名が参加。子どもたちに対する性暴力の現状と対策を多面的な視点から考える機会となった。
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