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2026/1/21
東北大学
東北大学大学院歯学研究科顎口腔矯正学分野の沼崎研人助教らの研究グループは、反対咬合(受け口)の人は、歯が20本未満であるリスクが1.48倍高く、特に奥歯の喪失が多いことを明らかにした。歯を失う主な原因は、これまで虫歯や歯周病とされてきた。その一方、歯並びの悪さ(不正咬合)や歯のかみ合わせの異常(反対咬合や開咬)も歯の喪失に関係すると指摘されていたが、その関わりは明らかにされていなかった。グループは、東北メディカル・メガバンク計画の地域住民コホート調査および三世代コホート調査(2013〜2017年)に参加した40歳以上の1万7,349人を対象に解析を実施。その結果、反対咬合(受け口)の人は正被蓋群(前歯の上下が適切に重なり合っている人)と比較し、歯が20本未満であるリスクが1.48倍、また奥歯を失うリスクでは1.14倍高いことが判明。かみ合わせが歯の寿命を左右していると考えられることが明らかとなった。この結果は、かみ合わせの異常を早期に発見・治療することが、将来的な歯の喪失を防ぎ、健康寿命の延伸につながる可能性を示唆している。また今後は、縦断的な追跡研究を通じて、不正咬合と歯の寿命の因果関係がより明確になることが期待される。
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