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2025/11/12
上智大学
上智大学は、総合人間科学部教育学科の国際教育開発学ゼミ(小松太郎教授)履修生を中心に、ボスニア・ヘルツェゴビナの大学教員およびアーティストとともに、「平和」をテーマにしたワークショップを10月28日〜30日実施した。10月28日のワークショップ「協働アートを通じたグローバル課題の探求:問題から対話へ、キャンバスから解決へ」では、異文化間教育を専門とするサラエボ大学哲学部のラリサ・カスマギッチ=カフェジッチ准教授が指導。学生たちは自己紹介を通じて集団内の多様性に気づき、安心して意見を交わせる場づくりのルールを話し合った後、「すべての人が包摂される社会」を実現するための課題と解決策について、学年を超えたグループで議論を行った。後半の「希望をかたちにする」では、絵画・視覚芸術アーティストのムハメッド・カフェジッチ氏が指導し、学生たちは自身にとって身近で重要な社会課題や、その解決へのアイデア、未来への希望を、多彩な色彩とシンボルで表現した。翌29日には、学生たちが描いた絵をもとに、ムハメッド氏が大きな二連画作品「変革への夢と目標」を制作。制作中は通りがかった学生たちや杉村学長が足を止め、ムハメッド氏との交流を楽しんだ。完成した二連画は、10月30日に開催されたシンポジウム「紛争・災害後の子どもと若者の心のケア:創造的活動と国際交流を通じた平和構築の試み」会場入口で展示されたほか、四谷キャンパス2号館1階にて11月20日(木)まで展示される。
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